種類による違い

床に置かれた道具類

ベアリングの歴史について

機械要素のうち、可動する部分は昔からさまざまな軸受けが使われてきました。 蒸気機関車が全盛だった時代は、オイル軸受けといわれる、簡単にいえば単に油を差して摩擦と磨耗を減らす単純な軸受けが使われていました。 自動車が多く走るようになると、ベアリングが登場します。 ベアリングと言っても多くの種類があります。 自転車などでもすぐに見かけることができるのは、中に十数個の球体が入っていてそれで摩擦を減らすようになっているボールベアリングがあります。 球体ではなく、高荷重に耐えられるように、円柱を入れたニードルベアリングというものもあります。 また、荷重をシャフトで受けるのではなく面全体で受けるようなものもあります。

さらなる摩擦抵抗の低減をめざして

近年では、内部に球体や円柱のような転がるものではなく、油や空気を使って完全にシャフトなどを接触させないようにしたものもあります。 蒸気機関車は油だけで摩擦を減らしていたわけですから、その時代からは考えられないくらいの飛躍的な進歩です。 上記の内部に接触部分がないベアリングは、通常のボールベアリングなどに比較しても格段に摩擦抵抗が少なく、よりスムーズに、より少ない伝達ロスで荷重を受け止めることができます。 また、接触部分がないため磨り減ったりすることがなく、非常に耐久性に優れています。 それらの特徴は、まさに省エネ性にすぐれているというわけです。 今後もますます、省エネ性などが追求された機器が重要になってきますので、より摩擦の少ないベアリングが使われていくでしょう。

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